明けましておめでとうございます。
皆さま、昨年はどうもありがとうございました。
2017年はわたしにとって意義深い一年でした。
苦しみと喜びの陰影が濃く、これまで気づかなかった自分の弱さや、譲れない大切なものと向き合い、知ることができました。お仕事の面でも大きな結果をいただいて、これからの人生においての新たなスタートであり、財産になるであろう長く濃密な一年でした。
明けて2018年。
今年に掲げる抱負を決めました。
「まちがおう」
これです。
実は去年の8月に決めていました。もともとLINE中にタイプミスで出現したワードだったんですが、ものすごく心に響いて、なんて勇気の出る言葉だろうと思ったのでその場で抱負に即決しました。
間違えることは。
恥ずかしいことではない。
怖いことではない。
本当に恐ろしいのは、失敗や誰かの視線を気にして口を閉ざしてしまうこと。前を向いていられなくなること。
ものをつくる人間にとって、(と一括りにしていいのか分からないけれども、少なくともわたにとって)表現できなくなってしまうことは何より恐ろしいことです。
だから間違いを自分に許したい。
いやむしろ推奨していきたい。
いいぞもっとやれと言ってあげたい。
どうしようか迷ったときに、きっとこの言葉が助けてくれる、まずはやってみよう、そう思える気がするのです。
なんとなく、今また成長期に突入しているっぽいので余計に、発想とか想いが自由に動き回れる心のフィールドを守ってあげたいなと。
いつも心に遊びをもって、たくさん失敗して、たくさん学んで、もっともっと大きく育ってのびのびと音楽をつくっていきたいです。
でもやっぱり間違うのってめちゃくちゃ怖いから、わざわざスローガンに掲げてみました。
大きな声で、ハキハキと、まちがおう。
いい年にしたいです。
今年も何卒よろしくお願い致します。
饗庭純