来月6/6のバンドワンマンを機に、今後一旦ライブから離れて、自分の音楽の世界をもっと広げたり深めたりするために創作・制作に打ち込みたいと思います。
なので次いつワンマンできるか分からないので是非6/6ワンマン来てください!というお知らせです。
誤解のないよう初めに強調しておきますが、すごく前向きな気持ちでのお知らせです^ ^
「ライブやめます」的なことを言うと、「もう音楽やめちゃうの?」とか「病んだのか?」とか心配させたりしてしまうかもなので、そこはどうかご安心いただけると嬉しいです。
なんていうか、「修行の旅に出たいんだー!」みたいな感じなんです。
自分まだまだ枠が狭いな、
何も知らないな、
と日々実感していて、
今のままでは嫌だ、もっと成長したいという想いが募ってはいたのですが、どうしたら良いかずっと分からなくて。
でも、ワンマンのバンドメンバーとスタジオ入って一緒に音をつくってみて光が差した感じがしたんです。
みんな本当に素敵なプレイヤーで、曲の世界を広げるためにどうしたらいいかたくさん一緒に探ってくれていて、その過程の全部がすごくエキサイティングで、もう楽しくて楽しくて。
それで気付いちゃったんですが、いま、何かをじっくり、あるいは無責任に、どんどん創ったり探ったり実験したり失敗したりして新しい扉を開けていきたい時期みたいです。
で、ならそうすればいい話なんですが、なんでわざわざライブから距離を置くのかというと、ライブってすごく疲れるんですよ。もちろん良い意味でです。当たり前だけどめっちゃ心込めて真剣にやっちゃうんです。他のこと手につかなくなるんです。注いじゃうんです。で、疲れるならバランス取って適度なテンションでやれるかっていうと、わたしは全然無理でした。ここ2年ほどライブ減らして制作と両立できるか試してたんですけど、できませんでした!なんか中途半端な感じがしてモヤモヤしてました!
なので、これはもう、一旦ライブから離れようと思い至ったわけです。
正直に言うとちょっと怖いです。ずっと続けて来たことを手放すのは単純に不安だし、ライブしなくなったら今まで聴きに来てくださってた方々に存在を忘れられるんじゃないかとか、、知恵熱出すほど悩みました。
でも、ある方に相談したときに「真摯に取り組んでついてきたものは、何か変わっても決して失われることのない財産だから、恐れずやりたいことに正直に突き進んで」ということを言っていただいて、「ほんまそうやな」って。むしろこんなに悩めるほど愛せるものを、人との関わりも、歌う場所も、積み上げてこられたのだから、それを信じられるからこそ、先に進みたいなと思いました。
手放すのが怖いほど大切なものが、結局はいつも背中を押してくれるものなんだなということがありがたくて、だから今思っていることを素直にお伝えしたくてこのお知らせを書きました。
(ワンマン後も、既にお受けしているライブが数本あるので、もちろんそれは心をこめて歌いにいきます^ ^)
そんなわけで、今回のワンマンは、わたしにとって大きな節目のライブになります。
2018年6月6日(水)
饗庭純生誕前夜ワンマン
『饗宴 -共生について-』
Asakusa Gold Soundsにて
心からお待ちしておりますので、皆様どうかぜひお越しくださいますようお願い申し上げます。
饗庭純